セサルの挑戦

カブレホス・セサルさんが家族とともに来日したのは1990年のことだった。
南米の日系人受け入れを目的にした改正入管法が施行された年。
当時11歳で、日本語が全くわからなかった。
しかし、自らの努力で「言葉の壁」を乗り越えた。
現在は医療通訳として活動し、セサルさんの活躍ぶりはマスコミにもしばしば登場するようになった。
勤め先の多言語電話通訳のコールセンター「ランゲージワン株式会社」(東京都渋谷区)では、「多文化共生推進ディレクター」という新たな肩書が付いた。

政府は国の施策として「共生社会実現のための受け入れ環境の整備」を進めている。
その実現には外国人の視点が欠かせない。
こうした中で「にほんごぷらっと」はセサルさんに自身の体験や考えを投稿してもらい、「多言語・多文化時代を拓(ひら)く――日系ペルー人カブレホス・セサルの挑戦」と題した連載コラムとして随時掲載する。

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 セサルの挑戦 ① 外国人の目線で〝多文化情報〟を伝えたい

 セサルの挑戦 ② さいたま市消防局

 セサルの挑戦 ③ 神奈川県綾瀬市が外国人のワクチン接種で新たな試み

 セサルの挑戦 ④ 日本司法支援センター、通称は法テラス

 セサルの挑戦 ⑤ セサルの挑戦第5回 コニカミノルタ

 セサルの挑戦 ⑥ セサルの挑戦第6回 千葉県国際交流センター

 セサルの挑戦 ⑦ 明治大・山脇ゼミのゼミ生と多文化共生を語る

 セサルの挑戦 ⑧ 厚生労働省に外国人の労働政策を聞く

 

 

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