愛伝舎創立20周年シンポ(その一)<外国人支援の140人が参加して盛大に> 

愛伝舎創立20周年シンポ(その一)<外国人支援の140人が参加して盛大に> 

在日外国人の支援活動に取り組むNPO法人愛伝舎(三重県四日市市、坂本久海子理事長)が創立20周年を迎え、それを記念するシンポジウムが8月25日、津市のホールで開催された。佐々木聖子・入管庁初代長官の基調講演のほか、愛伝舎の支援を受けて育った日系人の若者が参加したパネルディカッションも開かれた。「多文化共生」の在り方が社会課題となっている中、愛伝舎の活動は他の団体の共生社会実現への貴重な先行事例として評価されそうだ。

愛伝舎は、外国人の子供の就学支援や就職支援を中心に活動を展開してきた。その際、行政や学校、企業との連携を密にして支援活動を充実させたきた。このため外国人児童、生徒の進学率向上に貢献したほか、コロナウイルスの感染が拡大した際には、ワクチン接種の情報を外国人に発信するなど、外国人、行政双方から喜ばれた。

さらに名古屋出入国在留管理局とともに愛知、岐阜の外国人支援代替に呼びかけ、政府が進める「外国人支援団体のネットワーク化」の施策をリードした。実際、愛知、岐阜の支援団体と相互協力のネットワークを構築した。

そうした活動を出入国在留管理庁(入管庁)や地元の三重県など行政サイドが高く評価している。記念シンポの基調講演の要請を佐々木初代長官が承諾し、三重県副知事の野呂幸利氏がシンポで祝辞を述べたのも、そうした状況を象徴している。

また、シンポの会場に関係者約140人が駆けつけた。シンポの最後には、自然発生的に階段席の参加を交えて記念撮影が行われた。

以下、愛伝舎20周年記念シンポジウムから「坂本理事長が振り返る愛伝舎20年の歩み」「佐々木氏の基調講演・自然体の多文化共生を目指して」「パネルディスカッション・多文化共生を考える」のまとめをお届けする。

 

愛伝舎創立20周年シンポ(その二)<坂本理事長がその歩みを振り返る>

愛伝舎創立20周年シンポ (その三)◆佐々木聖子さんの基調講演「自然体の多文化共生をめざして」◆

愛伝舎創立20周年シンポ(その四)<外国ルーツの若者が未来を語る>

 

 

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