日本語教育推進に尽力した中川元文科相が次期衆院選に出馬せず

日本語教育推進に尽力した中川元文科相が次期衆院選に出馬せず

元文部科学大臣で日本語教育の法整備などに尽力した中川正春衆院議員(73)=立憲民主党=が次期衆院選に出馬しない意向を明らかにした。中川氏は三重2区から出馬するなどして当選9回。民主党政権下で文科相や防災担当相を務めた。中川氏は地元で記者会見し、次期衆院選に自身が出馬しない意向を示したうえで「早めに(三重2区の)候補者を選定したい」と述べた。

地元の伊勢新聞によると、中川氏は次期衆院選に出馬しない理由について「70歳を過ぎ、人生の節目ということもある。国会で追い続けてきた課題に一区切りがついた」と述べた。

中川氏は2016年に超党派の日本語教育推進議員連盟の会長代行を務め、議連の運営をリード。同議連は日本語教育推進法を2019年6月に成立させ、日本語教育の法整備の基盤を確立した。さらに日本語教育機関認定法の今国会成立も後押しした。

このほか、多文化共生に関する様々な課題の解決に関して市民団体の活動をサポートしてきた。中川氏の議員活動に関しては「にほんごぷらっと」で数多く報じている。

中川氏は三重県松阪市出身。米ジョージタウン大学に留学後、国際交流基金で活動経験もある。その後、県議3期12年を務めたあと、衆院三重2区で当選を重ねた。衆院解散が近いうちにあるとの観測が伝えられる中、三重2区の後継者の選定が中川氏の大きな仕事になる。

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