三重県議会の外国人労働者支援調査特別委が上京 文化庁から日本語教育の取り組みを聴取

三重県議会の外国人労働者支援調査特別委が上京 文化庁から日本語教育の取り組みを聴取

三重県の外国人労働者支援調査特別委員会の小島智子委員長ら委員9人がこのほど上京し、文化庁国語課で政府の日本語教育の推進策に関してヒアリングを受けたほか、外国人住民の人口比が10%を超える新宿区の多文化共生の取り組みを聴取し、国際研修など幅広く事業を実施する日本国際交流センター(JICE)などを視察した。

三重県内には、1990年代から大手電機メーカーの工場で日系プラジル人が働くなど、在留外国人が多く居住する。その数は5万612人(2019年1月)で、県内人口の2.27%を占め、比率は全国でも4番目にランクされる。2018年11月から全国で初めて児童相談所で24時間多言語による相談業務をスタートさせ、全国知事会から「先進政策」に選定された。一方、県議会は改正入管法で外国人労働者の受け入れが拡大されたのを受けて、今年5月に外国人労働者支援調査特別委員会を設置した。

特別委は県や関係の国際交流団体、外国人支援の地元NPOなどから聞き取り調査を行ったほか、藤原浩昭名古屋出入国在留管理局長(当時)を呼び政府の取り組みなどを聴取。今回の上京は特別委としての調査の一環で、文化庁国語課からは日本語教育推進法の施行に基づく政府の日本語教育推進の取り組みについて説明を受けた。政府は来年6月に日本語教育推進の基本方針の策定する意向で、地方自治体は政府の基本方針を沿ってそれぞれ計画づくりを進めることになりそうだ。また、新宿区からは共生のためのワンストップサービスの先進的な事業を展開する「しんじゅく多文化共生プラザ」の取り組みの報告を聞き、JICEでは交際協力、国際交流に関する幅広い事業の説明を受けた。

特別委は今回の視察を受けて外国人労働者の支援に向けた施策の在り方について論点を整理したうえで、外国人労働者の労働環境の向上や外国人を雇用する企業の生産性のアップにつながる施策を検討する方針だ。特別委の小島委員長は「県内の人口も減少し、外国人の労働力に頼らざるを得ない時代を迎えている。外国人を支援する施策とともに、産業人材として育成し、地域経済が活性化できるような事業が必要です。そうした考えを議会として報告書にまとめ、知事に提出したい」と話している。

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12:00 AM 留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
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日振協による文部科学省委託の初任研修が今年も始まります。 告示校で10年程度専任で経験されている方対象です。 OJTで実際の運営に関わりながら研修運営を肌で学んでいただけます。 研修詳細は協会ホームページより、チラシと募集案内をダウンロードしてご確認ください。   「日振協 留学生対象の日本語教師初任者研修」は「オンライン映像講義」「(オンライン)集合研修」「自己研修(自律的学習)」の三位一体の編成により、①自律的・持続的な成長力 ②対話力 ③専門性という3つの資質・能力の育成を目指すもので、忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の教育機関に所属している受講生への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 2020年度から、この初任者研修と並行して、「育成研修」を併せて実施しています。「育成研修」は初任者研修のサポートを行いながら研修の企画や実施方法を学び、将来全国各地で初任者研修の実施担当者として活躍していただく人材を育成する研修です。具体的には以下のことを目指しています。 ①初任者教員の協働的かつ自律的な学びを支援し、21世紀に活躍できる日本語教師としての資質・能力及びICT活用能力の獲得へと導く ②研修委員に必要な経験と能力を身につける 研修は、フルオンライン(zoom使用)で実施いたします。学内で初任者の指導を任されている方、地方在住でなかなか研修機会に恵まれない方など全国各地からご参加いただきたく存じます。修了生は今後実施委員になっていただく可能性もございます。どうぞ奮ってご応募ください。 チラシ(PDF 裏表2頁/1枚)
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12:00 AM 留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
6月 29 2024 @ 12:00 AM – 1月 31 2025 @ 12:00 AM
本研修のカリキュラムは文化審議会国語分科会の「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」に基づいており、初任者が体系的・計画的に日本語指導を行うための実践的能力として (1)自律的・持続的な成長力 (2)対話力 (3)専門性 の3つの資質・能力の養成を狙いとした90単位時間のプログラムです。忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の日本語教育機関の新任の先生方への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 研修形態はフルオンラインです。昨年度同様、今後日本語教師にますます求められるであろうICT活用能力(オンライン授業やハイブリッド授業の実践等)に重点を置いた研修を行います。 つきましては、ぜひ多数の日本語教師初任者の方にご参加いただきたく下記のとおりご案内いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 チラシ(PDF 表裏2頁/1枚)
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7:00 PM 教室内談話: 学習者間相互交流とL... @ オンライン(ZOOM)
教室内談話: 学習者間相互交流とL... @ オンライン(ZOOM)
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※この講座の内容は2022年実施分に準じます。 教室内談話: 学習者間相互交流とL2学習を考える 学習者同士が互いに話し合う活動は、近年の外国語(L2) 教室には不可欠です。また、学習者同士 が学習言語で対話する活動の意義やL2 習得における効果は、外国語教育において興味深いトピッ クの1 つです。本講義では第二言語習得理論を適宜参照しながら、外国語教室で行われる学習者同 士の対話の意義や先行研究で明らかになっている効能、より効果的な実践法や課題と展望について 考察を深めます。 【全4回】 日程: 第1回:2024年11月22日(金)19:00-20:30 第2回:2024年11月29日(金)19:00-20:30 第3回:2024年12月6日(金)19:00-20:30 第4回:2024年12月13日(金)19:00-20:30 内容: 第1回:「学習者同士のL2 対話」と第二言語習得理論 第2回:「学習者同士のL2 対話」と第二言語学習 第3回:「学習者同士のL2 対話」と教師 第4回:「学習者同士のL2 対話」とこれからのL2 指導 【受講料】9,000円(税込)※1講座のみお申込み:2,500 円(税込)

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