ビジネス日本語研究会が文化庁委託「就労者のための初任日本語教師研修」の募集を開始

ビジネス日本語研究会が文化庁委託「就労者のための初任日本語教師研修」の募集を開始

ビジネス日本語に関心のある日本語教育の研究者や日本語学校の教師らでつくる「ビジネス日本語研究会」(奥田純子代表幹事)は、令和2年度の文化庁委託事業「就労者のための初任日本語教師研修」を受託し、2020年10月から12月まで計8回にわたる研修講座を開講する。

同研究会は日本語教育学会のテーマ領域研究会から独立して発足。日本で働く外国人材の教育を担うことができる日本語教師の育成に力を入れてきた。今回の研修事業では、外国人就労者への教育スキルを向上させるだけでなく、地域との連携や企業との関係性構築のために必要な知見やスキルなどについても学ぶことで、より広い視野を持った実践的な日本語教師を養成することを目指している。

企業で働く外国人材が全国的に急増する中、日本語教師の側にも、日本で働く外国人就労者に対する最適な日本語教育を実践したいという声が出ている。今回の文化庁委託事業はそうしたニーズに応えるため、ビジネス日本語教育の理論から実践まで学べる、日本語教師のための少数参加型スキルアップ研修となっている。定員は20名で、応募後の選考により決定される。東京会場での実習を除き、主な実施形態は対面研修ではなく、ライブ型のオンライン研修とし、コロナ渦における教師側の参加のしやすさも考慮した。

全8回の研修を担当するのは、ビジネス日本語教育に関する著名な研究者から外国人雇用企業支援の専門家まで、10名を超える第一線の講師陣。外国人就労者への日本語教育について、理論と実践の両面から深く学ぶことができる仕様となっている。内容や日程の詳細は以下のリンクを参照のこと。申し込み締め切りは9月15日(火)。本件のお問い合わせは、ビジネス日本語研究会・文化庁委託事業事務局まで(sbjrbunkacho@gmail.com)。

研修の詳細:http://84253952f82b9c64.lolipop.jp/archive/SBJR2020_BJ.pdf

ビジネス日本語研究会:http://business-japanese.net/ 

 

ビジネ日本語研究会

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