「日本語教育推進法」に関する国際フォーラム開催 世界6地域をつないで

「日本語教育推進法」に関する国際フォーラム開催 世界6地域をつないで

バイリンガル・マルチリンガル子どもネット(中島和子代表)から、以下のような「『日本語教育推進法』に関する国際フォーラム~グローバル人材を育む国内外の継承語教育推進のために~」の案内が送付されてきました。今年10月から来年に3月にかけて世界の6地域をつなぎ、オンラインで開催します。継承日本語教育の推進を目的とした国際的なイベントです。ポスト・コロナの時代の日本語教育をめぐる新たな国際的な試みといえそうです。

 

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ご案内 「日本語教育推進法」に関する国際フォーラム

〜グローバル人材を育む国内外の継承語教育推進のために〜

「継承語教育」にご関心のある世界の皆様へ

バイリンガル・マルチリンガル子どもネット(代表・中島和子)では、国際交流基金「知的交流会議助成プログラム」から助成を受け、今年10月から翌年3月にかけて、日本を含む世界6つの地域をつなぎ、オンライン国際フォーラムを開催致します。世界各地の継承日本語教育団体関係者や有識者、現場の教師や保護者等が、地域特有の情報を共有しつつ共通の課題を見出して、今後の継承語教育の推進に向けて協力態勢を築くことを目的としています。

10月は世界15の国・地域から総勢22名の登壇者の方々の録画講演を視聴していただき、11月に各地域に分かれて登壇者の方々を囲んでズームでオンラインディスカッションを行います。そして日本時間12月6日の「総括」では、「日本語教育推進法関係者会議」で座長を務められました西原鈴子先生、およびバイリンガル・マルチリンガル教育で世界的権威のジム・カミンズ先生にご講演をいただきます。

なお、すべてのプログラムは録画され、参加者は2021年3月末まで閲覧可能となります。参加費は無料です。

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☆ プログラムの詳細につきましては、下記のサイトをご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/12zyCfBFifmM4orEa8Pz9rwMrTsjtV6Ai/view?usp=sharing

☆ お申し込みは、下記の「参加申し込み方法とその手順」を参照の上、本フォーラムのウェブサイトにお入りいただき、ご登録ください。

「参加申し込み方法とその手順」:

https://drive.google.com/file/d/1ZlwwC45euB9o32NJtg0dnamyCECB4exI/view?usp=sharing

「本フォーラムのウェブサイト」https://www.bmcn-net.com/forum

☆ お問い合わせ    BMCN事務局 bmkodomonet@gmail.com

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ぜひ奮ってご参加いただけますようお願いいたします。

皆様の参加をお待ちしております!

BMCNオンライン国際フォーラム実行委員会

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イベントカレンダー

7月
1
終日 留学生に対する日本語教師初任者研修 @ オンライン開催
留学生に対する日本語教師初任者研修 @ オンライン開催
7月 1 2023 – 1月 3 2024 終日
日振協による文化庁委託の初任者研修が今年も始まります。 告示校で3年程度までの経験者対象です。 映像講義の視聴とテスト、数回のオンライン集合研修、自分の授業を改善する自己研修の3つに分かれており、様々な角度からの学びと教師としてのステップアップを目指せるカリキュラムとなっております。 研修詳細は https://www.nisshinkyo.org/index.php 最新トピックスをご覧ください。
12月
15
9:00 PM 日本語教師のためのじっくり学ぶ講... @ オンライン(ZOOM)
日本語教師のためのじっくり学ぶ講... @ オンライン(ZOOM)
12月 15 2023 @ 9:00 PM – 1月 26 2024 @ 8:30 PM
【講座概要】漢字の知識は、日本の学校教育では国語科で学びます。しかし、その多くは「漢字テスト」の対策であり、文化的な側面や日本語の表記する方法の一つであるという認識が疎かになっているように思います。また漢字文化圏の学生にとっても母語での漢字の位置づけは、日本語のそれと同じものではありません。この講座では、漢字表記を通した日本語の特徴、そして漢字文化圏の日本語学習者を理解することを目的にしたいと考えています。 第1回 2023年12月15日(金) 文字としての漢字 漢字とかな・アルファベットとの違いを理解し、送り仮名・振り仮名の存在などから、漢字とかなの両方を用いる日本語表記の特殊性を考えます。後半では、漢字の構造(なりたちと構成方法)を理解します。 第2回 2024年1月12日(金) 字形 漢字の構造に慣れるために理解したい、部首と偏旁冠脚とのちがい。また、文化庁の「常用漢字表(付)字体についての解説」「常用漢字表の字体・字形に関する指針」や漢字文化圏諸国の「漢字表」を手引きに、「標準字体」とは、どういうものなのかを考えます。 第3回 2024年1月19日(金) 意味と読み 音読み(一字多音の理由)、訓読み(同訓異字のある理由と「使い分け」)、熟語の構成の理解から、日本語と漢語との文法構造の違いについて考えます。 第4回 2024年1月26日(金) 漢字文化圏 中国・台湾・韓国朝鮮およびベトナムでの漢字文化や社会における漢字の位置づけを理解し、漢字文化圏の日本語学習者への理解につなげます。

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