ウェブツールを利用した日本語の学習支援を考える研修会

  • 2018/4/25
  • ウェブツールを利用した日本語の学習支援を考える研修会 はコメントを受け付けていません
日時:
2018年8月7日 @ 1:00 PM – 4:15 PM
2018-08-07T13:00:00+02:00
2018-08-07T16:15:00+02:00
場所:
Universität Zürich
Zürichbergstrasse 4
8032 Zürich
スイス
お問い合わせ:
スイス日本語教師の会

開催情報「ウェブツールを利用した日本語の学習支援を考える研修会」

  • 日 時:2018年8月7日(火)第一部:13:00 – 14:00(講演・質疑応答)、第二部:14:15 – 16:15 (ワークショップ)
  • 場 所:Universität Zürich, Asien-Orient-Institut, Zürichbergstrasse 4, ZUB-416
  • 講 師:李在鎬(早稲田大学大学院・日本語教育研究科・教授)

    博士(人間環境学,京都大学)。専門は,コーパス基盤の日本語教育研究やEラーニング。主な研究領域は、定量的研究モデルを使った日本語教育学の研究、日本語教育のための言語テストに関する研究、大規模言語資源を使った日本語教育学への応用的研究、応用認知言語学的視点に基づく日本語教育研究。編著書として,『コーパス分析に基づく認知言語学的構文研究』(2010,ひつじ書房),『日本語教育のためのコーパス調査入門』(2012,くろしお出版),『日本語教育のための言語テストガイドブック』(2015,くろしお出版),『文章を科学する』(2017,くろしお出版)など。研究業績の詳細はhttp://jhlee.sakura.ne.jp/page5.html

  • 参加費:無料(事前登録要)
  • 定 員:20名
  • その他:ノートPCを持参することを推奨しています。
  • 主 催:Universität Zürich (AOI/Japanologie), Verein der Japanisch-Lehrkräfte in der Schweiz (スイス日本語教師の会)

プログラム

第一部【講演】| 13:00~14:00
日本語教師の経験知はどこまでコンピュータに移植できるか: 認知言語学、コーパス、計量テキスト分析、計算モデル

要旨
本講演では、学習者コーパスやeラーニングによって構築された大規模データを言語教育分野で活用する試みについて事例ベースに紹介した上で、日本語教師がコンピュータ工学の加速度的な進化にどう向き合っていくべきかについて考えます。特に、認知言語学やコーパス分析、そして、計量テキスト分析をキーワードにし、講演者がこれまで取り組んできた研究テーマとの関連で近未来の日本語教育の姿について考えます。

第二部【ワークショップ】| 14:15~16:15
ウェブツールを活用した日本語の読み書きの授業実践

趣旨

  1. チューリッヒ大学アジア・東洋研究所およびスイス日本語教師の会の協力を得て日本語学習者の読み書き支援を目的とする様々なWebシステムや実践の事例を紹介するワークショップを行います。
  2. 特に「日本語文章難易度判定システム」「学習者作文評価システム」の仕組みについて説明します。
  3. リーディングクラスの授業を支援する外部ウェブシステムやeラーニングの活用事例を紹介し,日本語の読解授業や作文授業の活性化をはかります。

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イベントカレンダー

7月
12
終日 言語科学会 第26回年次国際大会(J... @ 愛媛大学 城北キャンパス
言語科学会 第26回年次国際大会(J... @ 愛媛大学 城北キャンパス
7月 12 – 7月 13 終日
言語科学会第 26 回年次国際大会(JSLS2025)開催・研究発表募集のご案内 言語科学会 (JSLS: The Japanese Society for Language Sciences) では以下の要領で、 第 26回年次国際大会 (JSLS2025) を開催いたします。 大会日程: 2025 年 7 月 12 日(土)~ 13 日(日) 開催場所: 愛媛大学 城北キャンパス(愛媛県松山市文京町 3) 大会ウェブサイト: http://www.jslsconference.jpn.org/jsls2025/ 基調講演: Jae DiBello Takeuchi 氏 (Indiana University Bloomington)
7月
20
10:00 AM 【!!追加募集!!】NPO法人日本... @ オンライン (オンライン上での集合研修 および 動画視聴による個人学習) ・「就労者の異文化適応」「教材研究」は対面(東京・大阪)で実施。 オンラインでの参加も選択可能。
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7月 20 2025 @ 10:00 AM – 2月 8 2026 @ 2:45 PM
【!!追加募集!!】NPO法人日本語教育研究所 主催文部科学省委託 令和7年度現職日本語教師研修プログラム普及事業 就労者に対する日本語教師【初任】研修 就労者に対する日本語教師養成 –日本語教育研究所の多様な研修実績及び人材を活かしたビジネス日本語教育/指導- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この研修は、これから新たに就労者に日本語を教えたいと考えている方を主な対象としています。スキルアップにぜひお役立てください。 再受講をご検討の方へ 本研修はこれまでに弊所の研修をご受講された方も、再度ご参加いただけます。 実際に現場に出て、もう一度確認したいことなども出てきているのではないでしょうか。 さらに実践的な指導力を高める良い機会となりますので、ぜひご検討ください。 ─────────────────── ■期間 2025年7月20日(日) ~ 2026年2月8日(日) *日程等の詳細は、募集要項のリンク先からご覧ください。 ■対象 日本語教育機関認定法に基づく「登録日本語教員」を対象としますが、本法の経過措置期間内(令和10年度まで)は、令和6年度までに下記を修了した方も対象とします。 1)日本語教師として下記のいずれかの要件を満たす方  ①大学/大学院で日本語教育に関する教育課程を修了し、大学/大学院を卒業/修了した方  ②大学/大学院で日本語教育に関する科目の単位を26単位以上修得し、大学/大学院を卒業/修了した方  ③公益財団法人日本国際教育支援協会「日本語教育能力検定試験」に合格した方  ④学士の学位を有し、日本語教師養成講座 420 単位時間以上を修了した方 2)原則として、就労者への日本語教育歴が0~3年未満の方 ■定員 100名 ■受講料 20,000円(税込) ※教材費込み ■申込方法 以下のリンクからお申し込みください。 https://forms.gle/JWtnJ6WzzCNQvQx88 ■申込締切 2025年6月30日(月)【募集期間延長しました!!】 ■募集要項 https://docs.google.com/document/d/1uHn1k6zdRIgcQ2-lK5Uyr1Qa5vlwzXCFvKEUw3UjJVU/edit?usp=sharing ■お問い合わせ NPO法人 日本語教育研究所(研修事務局) nikken.kenshu@gmail.com
8月
7
10:00 AM 令和7年度日本語学校教育研究大会 @ 国立オリンピック記念青少年総合センター
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8月 7 @ 10:00 AM – 8月 8 @ 4:30 PM
日本語学校教育研究大会では、各日本語教育機関における実践・事例の報告の機会として、発表の場を設けています。 意見・アイディア交換の場としてぜひご活用ください。 皆様からのご応募お待ちしております。
8月
26
10:06 AM 第11回日本語教育支援システム研究... @ 英キール大学(Keele University)
第11回日本語教育支援システム研究... @ 英キール大学(Keele University)
8月 26 @ 10:06 AM
第11回日本語教育支援システム研究会(CASTEL/J)国際大会 第11回日本語教育支援システム研究会(Computer Assisted Systems for Teaching and Learning Japanese – CASTEL/J)国際大会を英国中部スタッフォードシャー州にあるキール大学(Keele University)にて英国日本語教育学会(BATJ)・キール大学ランゲージ・センターとの共催で開催することとなりました。 日本語教育支援システム研究会国際大会は、日本語教育関係者、日本語教育のリーダーに日本語教育におけるテクノロジー使用の最先端の動き、将来の方向性を共有する機会を作ってきました。2020年のパンデミックにより授業のオンライン化・ハイブリッド化が進み、それに加えて、この数年の人工知能(AI)技術の急速な発展と普及により、日本語教育は元より私たちを取り巻くテクノロジー環境が大きく変化しています。これらの技術的発展を効果的に教育・学習に取り入れ促進していくことは今まで以上に重要となっています。世界中からこの分野の優れた研究者、実践者が集まるこの国際大会に是非ご参加ください。 日時:2025年8月26日(火)〜27日(水) 会場:英スタッフォードシャー州キール大学チャンセラーズ・ビルディング 共催:英国日本語教育学会(BATJ)、キール大学ランゲージ・センター

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