シンポジウム 「日本語学習者はどのように文章を理解しているのか ―目の動きから見えてくるもの―」

日時:
2018年3月3日 @ 10:00 AM – 3:00 PM
2018-03-03T10:00:00+09:00
2018-03-03T15:00:00+09:00
場所:
国立国語研究所 講堂
日本、〒190-0014 東京都立川市緑町10−2
参加費:
無料
お問い合わせ:
国立国語研究所 シンポジウム受付担当
042-540-4300

本シンポジウムの目的は,文章理解のプロセスに見られる日本語学習者の困難点を明らかにし,その成果を読解教育の実践の場に生かすことにある。

読解教育では,語彙力・文法力が一般に重視されるが,その二つは文章理解の必要条件にすぎない。語彙力・文法力を生かして読み取った文の意味をベースに,

①背景知識を活性化させる力
②表現意図を読み解く力
③文章展開を推論する力

を用いて初めて,文章の十全な理解が可能になる。本研究は,語彙力・文法力といった静的な知識ではなく,オンラインの処理過程で発揮される①~③の動的な能力を考察の対象とし,その源泉となる文脈情報を学習者がどのように用いて理解 (あるいは誤解) しているかを,目の動き (視線走行実験) の結果も併せて,日本語母語話者や学習者相互の比較のなかで明らかにすることを目指すものである。

 

参加申し込みrpp[at]ninjal.ac.jp (シンポジウム受付担当) までご連絡ください。

メールアドレスの「[at]」を「@」に置き換えてください。

メールの件名を「3月3日参加申込」として,次の情報を本文に記入してください。

  • 氏名 :
  • E-mail :
  • 所属 : (学生の場合,博士,修士,学部生の別についてもご記入ください)
  • 今後のイベント案内のメール送信 : (可,否のいずれかをご記入ください)

 

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終日 言語科学会 第26回年次国際大会(J... @ 愛媛大学 城北キャンパス
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言語科学会第 26 回年次国際大会(JSLS2025)開催・研究発表募集のご案内 言語科学会 (JSLS: The Japanese Society for Language Sciences) では以下の要領で、 第 26回年次国際大会 (JSLS2025) を開催いたします。 大会日程: 2025 年 7 月 12 日(土)~ 13 日(日) 開催場所: 愛媛大学 城北キャンパス(愛媛県松山市文京町 3) 大会ウェブサイト: http://www.jslsconference.jpn.org/jsls2025/ 基調講演: Jae DiBello Takeuchi 氏 (Indiana University Bloomington)
7月
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【!!追加募集!!】NPO法人日本語教育研究所 主催文部科学省委託 令和7年度現職日本語教師研修プログラム普及事業 就労者に対する日本語教師【初任】研修 就労者に対する日本語教師養成 –日本語教育研究所の多様な研修実績及び人材を活かしたビジネス日本語教育/指導- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この研修は、これから新たに就労者に日本語を教えたいと考えている方を主な対象としています。スキルアップにぜひお役立てください。 再受講をご検討の方へ 本研修はこれまでに弊所の研修をご受講された方も、再度ご参加いただけます。 実際に現場に出て、もう一度確認したいことなども出てきているのではないでしょうか。 さらに実践的な指導力を高める良い機会となりますので、ぜひご検討ください。 ─────────────────── ■期間 2025年7月20日(日) ~ 2026年2月8日(日) *日程等の詳細は、募集要項のリンク先からご覧ください。 ■対象 日本語教育機関認定法に基づく「登録日本語教員」を対象としますが、本法の経過措置期間内(令和10年度まで)は、令和6年度までに下記を修了した方も対象とします。 1)日本語教師として下記のいずれかの要件を満たす方  ①大学/大学院で日本語教育に関する教育課程を修了し、大学/大学院を卒業/修了した方  ②大学/大学院で日本語教育に関する科目の単位を26単位以上修得し、大学/大学院を卒業/修了した方  ③公益財団法人日本国際教育支援協会「日本語教育能力検定試験」に合格した方  ④学士の学位を有し、日本語教師養成講座 420 単位時間以上を修了した方 2)原則として、就労者への日本語教育歴が0~3年未満の方 ■定員 100名 ■受講料 20,000円(税込) ※教材費込み ■申込方法 以下のリンクからお申し込みください。 https://forms.gle/JWtnJ6WzzCNQvQx88 ■申込締切 2025年6月30日(月)【募集期間延長しました!!】 ■募集要項 https://docs.google.com/document/d/1uHn1k6zdRIgcQ2-lK5Uyr1Qa5vlwzXCFvKEUw3UjJVU/edit?usp=sharing ■お問い合わせ NPO法人 日本語教育研究所(研修事務局) nikken.kenshu@gmail.com
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日本語学校教育研究大会では、各日本語教育機関における実践・事例の報告の機会として、発表の場を設けています。 意見・アイディア交換の場としてぜひご活用ください。 皆様からのご応募お待ちしております。
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第11回日本語教育支援システム研究会(CASTEL/J)国際大会 第11回日本語教育支援システム研究会(Computer Assisted Systems for Teaching and Learning Japanese – CASTEL/J)国際大会を英国中部スタッフォードシャー州にあるキール大学(Keele University)にて英国日本語教育学会(BATJ)・キール大学ランゲージ・センターとの共催で開催することとなりました。 日本語教育支援システム研究会国際大会は、日本語教育関係者、日本語教育のリーダーに日本語教育におけるテクノロジー使用の最先端の動き、将来の方向性を共有する機会を作ってきました。2020年のパンデミックにより授業のオンライン化・ハイブリッド化が進み、それに加えて、この数年の人工知能(AI)技術の急速な発展と普及により、日本語教育は元より私たちを取り巻くテクノロジー環境が大きく変化しています。これらの技術的発展を効果的に教育・学習に取り入れ促進していくことは今まで以上に重要となっています。世界中からこの分野の優れた研究者、実践者が集まるこの国際大会に是非ご参加ください。 日時:2025年8月26日(火)〜27日(水) 会場:英スタッフォードシャー州キール大学チャンセラーズ・ビルディング 共催:英国日本語教育学会(BATJ)、キール大学ランゲージ・センター

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