言語文化教育研究学会 第5回研究集会「省察的実践家3.0」

日時:
2018年6月17日 @ 9:30 AM – 7:00 PM
2018-06-17T09:30:00+09:00
2018-06-17T19:00:00+09:00
場所:
東京医科歯科大学湯島キャンパスM&Dタワー
日本、〒113-0034 東京都文京区湯島1丁目5−45
参加費:
4000円(非会員)
お問い合わせ:
言語文化教育研究学会

第5回研究集会「省察的実践家3.0」

・参加費:会員2,000円、非会員4,000円
・定員:60名
・話題提供者:
關奈央子(東京医科歯科大学 – 歯学)
関口遵(日本体育大学 – スポーツコーチ育成)
保田江美(国際医療福祉大学 – 看護教育、人材育成)
・モデレーター:
舘岡洋子(早稲田大学–日本語教育学、学習・教育心理学)

【研究集会趣旨】
省察的実践家とは、実践を行う中で、普段は言語化、意識化されない実践知を認識し、常に実践と省察を往還し、成長し続ける者と言われています(ショーン 2007)。近年、言語教育を取り巻く環境や社会の変化から、教師の専門性についての議論が盛んに行われるようになりました。そのような中で、今回の研究集会は、歯学教育、コーチング、看護教育の実践家をお招きし、各パネリストのストーリーをもとに、専門性が問われるようになった背景、スキルと能力、実践知、省察について、より広い視座から問い直すとともに、私たちが専門家になるプロセスをそれぞれの立場で考えられるような場にしたいと考えています。

【研究集会スケジュール(予定)】
9:30~11:30 ポスター発表/私の今を培ってきたストーリーセッション
会員による実践・研究のポスター発表のほか、「私の今を培ってきたストーリーセッション」と題した企画も行います。ここでは、今の実践に至るまでを発題者の方々に熱く語っていただきます!ストーリーセッションの発題者はポスター・口頭発表とは別枠で募集します。詳細は 4月頃お知らせします。

11:30~13:00 ランチ交流会
「同じ釜の飯を食う」、「釜」は、ありませんが、「お弁当」をご用意します!みなさんのお話を「あと一品おかず」にして聞くだけでもよし、ゆるっと食べながら話すもよし、のランチ交流会にしたいと思っています。周りの人と小さな共感や好奇心を食欲とともに満たしませんか?「お弁当」は参加費に含まれています。

13:00~15:10 会員による口頭発表
遠方の方、海外の方もオンラインで発表できます!対面、オンラインどちらも20分の発表に加えて、ディスカッションの時間はゆったり20分!

15:30~18:00 パネルセッション
私たちが考える省察的実践家、実践知、スキルとは?
・私が考える「実践知」とは柔軟にその都度最善の判断ができる(行動できる)ことで、 「実践知とスキル」とは、日々の臨床の中で
確実に発揮しているもの(關)
・私にとっての「省察的実践家」とはあらゆる時間・場所における、自己・他者・組織
・社会のそれぞれが持つ全体性に対する気づきの最適化を探求する実践者(関口)
・私にとって「実践知」とは、「臨床現場でのみ生成される実践のための知である」。「実践知とスキル」とは「連動しながら互い
に生成、獲得され、熟達のプロセスをつくりだすものである」。「スキル」とは「専門的知識をもとにした技能であり、実践知によって熟達し、洗練されていくもの」である。(保田)

18:00~19:00 茶話会
研究集会恒例となったふりかえりのセッション!参加者みんなで持ち寄ったお菓子を囲みながら、省察的実践家についてふりかえりませんか?ネットワークの場としてもぜひご活用ください!

【発表者募集:2018年4月20日(金)日本時間23:59締切】
本研究集会では、言語・文化・救育に関わるものを募集します(本研究集会のテーマの内容に関わるものを歓迎しますが、それ以外の内容でも応募可能)。
●発表形式:
・口頭発表(発表20分・質疑応答/ディスカッション20分とする。オンラインでの発表も可能とする)
・ポスター発表(120分)
●発表応募資格: 言語文化教育研究学会の会員であること。
・未入会の方は、会員手続きにかかる時間もご考慮の上、応募2週間前までに入会手続きをお願いします。
・会員は、当該年度の会費を応募2週間前までに納入してください。
●発表応募締切:2018年4月20日(金)日本時間23:59
●発表応募方法:
下記の発表応募フォームからお願いいたします。
https://goo.gl/forms/lmCD3oWHsNm8j4KT2

【参加申込方法(締切:6月8日(金))】
下記の参加申込フォームからお願いいたします。
https://goo.gl/forms/IoqLIZul4DARACFr2
申込後、24時間以内に事務局から参加費の納入方法についてお知らせいたします。
※参加申込締切:2018年6月8日(金)日本時間23:59

【託児所の利用について】
託児所の利用を希望される方は、4月10日(火)までに、事務局(meeting@alce.jp)に意向をお知らせください。

【お問い合わせ】
meeting@alce.jp

にほんごぷらっと編集部にほんごぷらっと編集部

投稿者プロフィール

「にほんごぷらっと」の編集部チームが更新しています。

この著者の最新の記事

コメントは利用できません。

イベントカレンダー

6月
3
2:00 PM 凡人社日本語サロン研修会  文法... @ オンライン開催
凡人社日本語サロン研修会  文法... @ オンライン開催
6月 3 @ 2:00 PM – 4:00 PM
[日 時] 2023年6月3日(土)14:00~16:00(受付開始13:30) [会 場] プログレッソイベントルーム/ベース(松山市湊町4-3-9)※対面のみの開催です [定 員] 30 名(先着順、定員になり次第締め切ります) [参加費] 無料 ※要予約(先着順となります) [講 師] 柏谷 涼介 先生(セントラルジャパン日本語学校主任教員) [内 容] 日本語教育、特に初級レベルの学習では長らく文法を中心に考えられた、いわゆる文法積み上げ式の教育が行われてきました。 しかし、現在では課題達成の考え方などを取り入れた、より効果的と思われる教育方法が広まってきており、そのような方法を取り入れている現場も増えてきています。 ここで今一度、学習者のために、より効果的な方法について皆さんで考えてみませんか? 何よりも学習者のために、よりよいものを目指す方のご参加をお待ちしております。   [お問い合わせ・お申込み] お申込みはこちら。 ※メール、または下記URL・QRコードからお申し込みください。 メールでお申し込みの際はタイトルに「凡人社日本語サロン研修会(6/3)」と入れて、本文にご氏名・ご所属・ご連絡先をご記入ください。 E-mail:ksakai@bonjinsha.co.jp(担当:凡人社/坂井)
6月
7
8:00 PM ももの会主催_みんなで読もう!『... @ オンライン開催
ももの会主催_みんなで読もう!『... @ オンライン開催
6月 7 @ 8:00 PM – 9:30 PM
みなさん、こんにちは!ももの会です。 『超基礎 第二言語習得研究』(奥野由紀子編著、くろしお出版)を、全5回で読む読書会を企画しました! もう一度SLAを勉強したい方、この本を買ってそのままになっている方…、みんなで一緒に読んで話しませんか。 ◆こんな人におススメ! ◎これから第二言語習得論を勉強しようと思っている方 ◎もう一度勉強したい、知識をアップデートしたい方 ◎この本を読もうと思っているけど、読むきっかけをさがしている”積ん読”の方 1.スケジュール 全5回、毎回水曜日20:00~21:30実施 ・第1回(5月17日):1章、2章、3章 ・第2回(6月 7日):4章、5章 ・第3回(6月28日):6章、7章 ・第4回(7月19日):10章、11章 ・第5回(8月 9日):12章、15章 2.開催方法 すべてオンライン開催(zoom) ※グループワークがございますので、マイクをご準備いただき、 話せる環境でご参加ください。 3.進め方 ・事前に本を読み、わからなかったところをメモしておく ・わからなかったところを、みんなで考える ・各章にある「課題」を一緒にやる 4.参加費(Zoom代) 一般:1,000円/学生:500円 ※5回分の料金となります。 5.お申込み https://momonokai20230517.peatix.com/ 6.注意事項 ・本は各自でご用意ください。 ・録画はしませんが、記録はすべてGoogleスプレッドシート等に残します。 欠席回については、共有ファイルで内容をご確認いただけます。 7.主催者 ももの会 ももの会についてはこちらをご覧ください。 https://note.com/2021momonokai/n/n71afd95af03b 8.ももの会では、ももの会主催のイベント情報をお届けするためにメーリングリストを作成しています。ご希望の方は、こちらからお申し込みください。 https://note.com/2021momonokai/n/n47141a496dcc
6月
10
終日 異文化間教育学会 第44回大会 @ 東京都立大学 南大沢キャンパス
異文化間教育学会 第44回大会 @ 東京都立大学 南大沢キャンパス
6月 10 – 6月 11 終日
異文化間教育学会 第44回大会 大会実行委員長: 岡村 郁子(東京都立大学) 会 期: 2023年6月10日(土)・11日(日) 会 場: 東京都立大学 南大沢キャンパス Welcome to the 44th Conference of the Intercultural Education Society of Japan Venue: Tokyo Metropolitan University, Minami-Osawa Campus Dates: Saturday 10 June – Sunday 11 June 2023 Conference Organising Committee Chair: Ikuko Okamura (Tokyo Metropolitan University) We welcome presentations in English. For details, please refer to the Call for Papers. Please also use the attached template for submitting your abstract: abstracts template 託児サービスのご利用について 第44回大会では、託児サービス業者に委託し、東京都立大学の大会会場の建物の中で託児サービスを提供いたします。 ご利用を考えておられる方は、以下の説明に沿って期日までにお申し込みください。 託児申し込みついて 託児申込書
1:30 PM 地域日本語どっとねっとシンポジウ... @ オンラインと対面
地域日本語どっとねっとシンポジウ... @ オンラインと対面
6月 10 @ 1:30 PM – 4:30 PM
[日 時] 2023年6月10日(土)13:30~16:30 [会 場] 博多バスターミナル会議室 第7+第8ホール及びオンライン開催 対面と同時配信 ※対面参加の方のみ質疑応答に参加可能、配信は視聴のみ [定 員] 会場40名、配信視聴200名 [参加費] 無料 [内 容] 【基調講演】13:30~14:15 講師:神吉 宇一 先生(武蔵野大学グローバル学部准教授) タイトル:「地域日本語教育の役割は、日本語を教えるだけじゃない」ってどういうこと? 内容:日本は人口減少局面に入り、特に地方都市や特定の職業で人手不足が深刻になっています。 そして、外国人の受け入れによって、それを補おうという動きが活発化しています。 2019年の日本語教育の推進に関する法律以降、日本語教育に関する政策の整備が進んでいます。 2022年11月には、文化審議会国語分科会から、地域における日本語教育が目指す目標としてCEFRのB1レベルが提示されました。 一方、地域における日本語教育では、日本語を教えることだけがその役割ではないという意識が多くの人に共有されつつあり、そのための活動の蓄積も進んでいます。 そして、多くの地域日本語教室が、特定の教科書を教えるという方法から脱し、新たな取り組みを始めています。 そのような中、地域日本語教育に携わる人たちは、政府によるB1レベルという目標設定が「教科書の日本語を教えるだけ」の地域日本語教育に後戻りするのではないかという不安や懸念を抱いています。 本講演では、日本語を教えるだけじゃないという先にある多様な選択肢をどのように考えればいいのかを、教育のあり方と政策のあり方からお話をします。   【トークセッション・質疑応答】14:20~16:30(途中休憩あり) 東京、愛媛、福岡で活動する3名の方々に、日ごろ行っている活動事例をご発表いただいた後、活動の背景にある思い、困難に感じていること、実現したいこれからなど意見を交わし合います。 モデレーター:深江 新太郎 先生 発表者:松尾 慎 先生(東京女子大学教授、VEC代表) 松尾 美恵子 先生(福岡県古賀市/交流型日本語教室運営マネージャー) 宮田 あゆみ 先生(愛媛県松山市/にほんご町内会代表)   [お問い合わせ・お申込み] お申込みはこちら。 ※メール、または下記URL・QRコードからお申し込みください。 メールでお申し込みの際はタイトルに「地域日本語教育どっとねっとシンポジウム(6/10)」と入れて、本文に、ご氏名・ご所属・ご連絡先をご記入ください。 E-mail:ksakai@bonjinsha.co.jp(担当:凡人社/坂井)

注目の記事

  1. 「団地と共生」の始まりは「隣近所との協力関係」の構築か 中国人など外国人が半数余りを占める埼玉…
  2. セサルさんは、多言語コールセンター「ランゲージワン」(東京都渋谷区)の医療通訳であり、多文化…
  3. 子育て支援で外国人支援・多文化共生ネットが名古屋で報告会 名古屋入管、東海2県の自治体担当者…

Facebook

ページ上部へ戻る
多言語 Translate