柴山文科相が衆院文科委員会の所信表明で「外国人の対する日本語教育」に言及

柴山文科相が衆院文科委員会の所信表明で「外国人の対する日本語教育」に言及

柴山昌彦文部科学相が11月9日午前、衆院文部科学委員会で所信を表明し、この中で教育再生に関連して「今後さらに加速していくグローバル社会を見据え、外国語教育や在外教育施設における教育、外国人に対する日本語教育、外国人児童生徒等への教育、高等学校・大学等における留学生交流の更なる充実、日本型教育の海外展開、持続可能な開発のための教育等のユネスコ活動、国際バカロレアなどを推進します」と述べた。

文科相が国会の所信表明で「在外教育施設における教育、外国人に対する日本語教育、外国人児童生徒等への教育」に直接言及したのは初めてという。臨時国会への入管法改正案の提出による議論の高まり、超党派の日本語教育推進議員連盟による日本語教育推進基本法制定の動きなどを受けて、文部科学省としても日本語教育等に力を入れていく意向を示したものとみられる。柴山文科相は閣僚入りする前は、日本語教育推進議員連盟のメンバー。

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