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内なる国際化プロジェクト「第4 回 シンポジウム 多様な人の学びの保障」
- 2018/10/12
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日本、〒108-0071 東京都港区白金台1丁目2
◆第1 部 13:00~
【第1 報告】関本 保孝氏(元夜間中学教員・えんぴつの会及びピナット学習支援ボランティア ・基礎教育保障学会)
夜間中学と外国につながる生徒について
【第2 報告】原 千代子氏(社会福祉法人青丘社事務局次長 多文化事業推進担当)
ふれあい館での識字教室の取り組みについて
【トークセッション】夜間中学について
伊東 クリスナ氏(夜間中学卒業生)
長谷部 美佳氏(明治学院大学 教養教育センター准教授)
◆第2 部 15:15~
【パネルディスカッション】 登壇者を交えての全体討論
2017 年10 月末にいわゆる「外国人労働者」は、約128 万人いるとの発表がありました。
さらに2018 年6 月に、政府は「移民」ではないとしながらも、今後50 万人の外国人労働者を受け入れ、条件によっては家族の帯同もあると発表しました。今後日本に、いわゆる労働者として想定できる若者の単身者だけでなく、家族としてやってくる外国人やその配偶者および子どもが増加する可能性を示唆しています。
これまで「多文化共生」論の中では、いわゆる日本生まれの移民第二世代や、あるいは義務教育期間中に日本の学校に転入してきた子供たちの教育については、長らく議論がされてきました。しかしこうした問題が改善しないうちに、さらに多様な人たち―例えば義務教育を受けていないものの学齢が超過している人や、教育を受ける機会に恵まれなかった人など―が日本で在住する可能性が今より高くなるでしょう。こうした多様な人たちが、日本社会において主体的な生活を送るためには、より広い教育の場の確保が重要になってきます。
そこで、今回のシンポジウムでは多様な背景を持つ人たちの学習権と、その場の確保について、長らくその場を確保し活動して来た実践者の方と、その場での学習経験のある方をお招きし、現状とこれからのあり方について考えたいと思います。
会 場:明治学院大学 白金校舎 本館1201 教室
主 催:「『内なる国際化』に対応した人材の育成」プロジェクト
お問い合わせ先:uchinal@gen.meijigakuin.ac.jp