往還の時代の日本語教育 ー南米日系社会の日本語学校実践に学ぶー

  • 2018/7/14
  • 往還の時代の日本語教育 ー南米日系社会の日本語学校実践に学ぶー はコメントを受け付けていません
日時:
2018年8月10日 @ 3:00 PM – 6:00 PM
2018-08-10T15:00:00+09:00
2018-08-10T18:00:00+09:00
場所:
早稲田大学 22号館615教室
日本、〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1丁目7−1
参加費:
無料
お問い合わせ:
科学研究費基盤研究B海外学術調査 松田 真希子 

Round SESSION
往還の時代の日本語教育
ー南米日系社会の日本語学校実践に学ぶー

日時:2018年8月10日(金) 15:00-18:00
場所:早稲田大学 22号館615教室(東京都新宿区西早稲田1-7-1)
定員:30名(定員になり次第終了)
参加費:無料

主催 科学研究費基盤研究B海外学術調査
「 南米日系社会における複言語話者の日本語使用特性の研究 」

南米日系社会では、長年にわたり日系団体が日系子弟のアイデンティティ涵養や言語保持のために、団体経営で日本語教育をおこなってきました。そして20年にわたり、JICA日系社会青年ボランティアが、日系団体経営の日本語学校での日本語教育支援を行ってきました。現在も、出稼ぎや非日系との結婚など様々な要因で日系社会が衰退期にある中、多様で魅力的な教育実践が行われています。
現在の、地球規模で人が往還する時代の日本語教育のあり方を考える際、これらの実践から学べる点は大いにあると思います。この研究会では南米と日本を往還し、南米日系社会の日本語教育に関わりを持つ3人の日本語教師を話題提供者に迎え、実践や考察を参加者で共有します。そして、ラウンドセッション形式で、誰もが主体的に対話に参加し、往還の時代の日本語教育について学び・考える機会を提供します。

<プログラム>
15:00-15:15
趣旨・プロジェクト説明 松田 真希子

15:15-16:15

Talk Session
ファシリテーター:佐野香織
[1] 生まれ故郷ブラジルでの日本語教師活動を終えて
辻井 美果

[2]人間教育の場としての日本語学校
―20年の実践から思うことー
渡辺 久洋

[3] 人の往還と南米日系社会の日本語人材
福島 青史

16:20-17:50
Round Session
3つのグループに分かれ3人のスピーカーと対話(30分*3)

17:50-18:00
まとめ・ふりかえり

スピーカー・ファシリテーターについて
松田真希子
プロジェクト代表者|金沢大学国際機構准教授|2017年に半年サンパウロ滞在

辻井美果
サンパウロ生まれ|大阪育ち|2018年6月までJICA日系社会青年ボランティア https://linktr.ee/mika___jp

渡辺久洋
ブラジル・ピラール・ド・スール 日伯文化体育協会日本語学校講師|元JICA日系社会青年ボランティア

福島青史
早稲田大学大学院日本語教育研究科教授|元国際交流基金サンパウロ日本文化センター上級専門家|往還する日本語教師

佐野香織
早稲田大学日本語教育研究センター講師|ブラジルをはじめ世界中を往還

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イベントカレンダー

7月
1
終日 留学生に対する日本語教師初任者研修 @ オンライン開催
留学生に対する日本語教師初任者研修 @ オンライン開催
7月 1 2023 – 1月 3 2024 終日
日振協による文化庁委託の初任者研修が今年も始まります。 告示校で3年程度までの経験者対象です。 映像講義の視聴とテスト、数回のオンライン集合研修、自分の授業を改善する自己研修の3つに分かれており、様々な角度からの学びと教師としてのステップアップを目指せるカリキュラムとなっております。 研修詳細は https://www.nisshinkyo.org/index.php 最新トピックスをご覧ください。
10月
14
10:00 AM 凡人社オンライン日本語サロン研修... @ オンライン開催
凡人社オンライン日本語サロン研修... @ オンライン開催
10月 14 @ 10:00 AM – 11:30 AM
凡人社オンライン日本語サロン研修会 コンテントベースのデザインレシピー学習者の批判的思考を促す日本語の授業―   [日 時] 2023年10月14日(土)10時00分~11時30分(オープン9:40)   [定 員] 250名(先着順,定員になり次第締め切ります)   [対 象] 主に日本語教師、フリーランス、日本語教育ボランティア、など   [参加費] 無料 ※要予約 前日(10/13)17時までに招待URLを送ります。   [講 師] 小山 悟 先生(九州大学留学生センター准教授)   [内 容] 『コンテントベースのデザインレシピ』(凡人社発行)は、コンテントベースの日本語授業のデザインについて“レシピ”を提示する一冊です。 批判的思考を促す手段として、質問作成活動を導入しています。 教育心理学や学習科学、第二言語習得研究の知見に基づいた実践とデザイン実験を積み重ねた軌跡から、コンテントベースの授業デザインのヒントと刺激を得られます。 全編、先生と元学生(新米日本語教師)の対話形式。 『コンテントベースのデザインレシピ』の紹介をしながら皆さまといっしょに、授業デザインについて悩み、より良い方法を探っていきます。   [お問い合わせ・お申込み] 担当:凡人社/坂井 E-mail:ksakai@bonjinsha.co.jp   下記お申込みフォームかメールでお申し込みください。 ※メールでお申し込みの際はタイトルに「オンライン日本語サロン研修会(10/14)」と入れて、本文にご氏名・ご所属・ご連絡先をご記入ください。   お申込みフォーム→https://onl.la/ULbrZa9
10月
17
1:00 PM 全8回_【少人数】養成講座修了者向... @ オンライン開催
全8回_【少人数】養成講座修了者向... @ オンライン開催
10月 17 @ 1:00 PM – 12月 5 @ 3:00 PM
全8回_【少人数】養成講座修了者向け日本語教師実践スキルアップコース_23年10月17日(火)~12月5日(火)毎週火曜13:00-15:00 @ オンライン開催
【少人数】全8回_養成講座修了者向け日本語教師実践スキルアップコース_初級 初級の実習(技能別)を徹底的に復習できます。 養成講座の授業を担当しているTCJ日本語教師養成講座の専任教務リーダーが教育実習を指導する講座です。 【講師】 岩崎 透(TCJ日本語教師養成講座 教務リーダー) 経歴:大学卒業後、印刷会社大手に入社。国内MBAを取得し、国際協力活動に従事し複数の国で日本語を教えはじめる。その後、異文化理解と日本語教育への関心が深まり、筑波大学大学院にて日本語教育を専攻。修了後は、国際交流基金にてインドネシアで教師育成研修を推進。帰国後TCJ入社。現在は養成講座の教務リーダーとして実技指導の教壇に立ちながら、日本語教師の新任研修や育成サポートも実施。 Youtubeでも活躍中 https://www.youtube.com/@nihongo_kyoushi_yousei/about 【こんな方にお勧め】 ・自分の授業の進め方に自信がない方 ・受講生とのコミュニケーションの取り方が不安な方 ・経験したことのないレベルを担当することなった方 ・資格は取ったけど、実際の教壇に立つまでに再度実技を学んでおきたい方 ・職場の人に聞きにくいことについて、情報交換・知識交換をしたい方 ・対面授業しか経験がなく、オンラインでの授業もできるようになりたい方 【対象】養成講座を修了している方 ※TCJ養成講座以外の方もご参加いただけます。 【講座回数】 計8回(約2か月) 【総講座時間】 16時間(週1回/1回2時間) 【日時】 10月17日~12月5日まで。毎週火曜日13:00-15:00 (10/17、10/24、10/31、11/7、11/14、11/21、11/28、12/5) 【講座内容】 第01回 文法「聞きにくい…、初級文法の授業ってこれでいいの?」 第02回 文法 模擬授業(普通形・名詞修飾) 第03回 読解「初級の読解って語彙じゃない…?どうやってやると効果的?」 第04回 読解 模擬授業(トピック導入・大意取り・精読) 第05回 聴解「聴解って、音声流して、解答言って、再度聞いて…。このやり方でいいのかな?」 第06回 聴解 模擬授業(聴解授業のやり方) 第07回 会話「会話の授業が丸暗記の授業になっちゃう。学生は楽しそうにしてるけど…これでいいのかな?」 第08回 会話 模擬授業(タスク中心の授業、ICTツールも使いこなそう!) 【受講料】 88,000円(税込) 【受講形式】 オンライン(Zoom) 【修了書発行基準】 全8回のうち、6回以上出席、かつ、偶数回(模擬授業の回)の全参加の方に、受講修了書を発行いたします。 ※奇数回は、録画します。欠席された方は動画でキャッチアップいただけます。 ※全8回における修了書発行のため、1回ずつの申込はできません。 【定員】 12人(少人数制) 【問い合わせ先】 東京中央日本語学院 養成講座事業部 https://xn--euts3n8lg6bk91h.jp.net/
10月
19
10:00 AM 令和5年度生活指導担当者(中堅)... @ 国立オリンピック記念青少年総合センター
令和5年度生活指導担当者(中堅)... @ 国立オリンピック記念青少年総合センター
10月 19 @ 10:00 AM – 5:20 PM
令和5年度生活指導担当者(中堅)研修 2020年より続いた新型コロナウイルス感染症による水際対策強化が終了し、多くの留学生が日本語教育機関に入学しています。 一方、日本語教育機関は、現在大きな変革をもとめられており、中堅の教職員は下記に示す3つの流れを踏まえたうえでの学校運営を考えていく必要があります。 そのため、今年度の研修は、9月に中堅、来年2月に初任者と分け実施いたします。 生活指導担当者(一部教育機関では学生募集、入管行政業務を兼務)のスキル、モチベーションアップを中心に、昨年までのオンラインではなく、 対面式で行い、日本語教師も参加可能な現場の実際課題等を議論解決するグループワークを中心にした研修を行います。 皆様のご参加お待ちしております。 1  日時  令和5年10月19 日(水)10:00~17:20 2 会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区) 3 参加要件 日本語教育機関又は大学・専門学校等教育機関の現場において、 少なくとも3年程度実際に留学生の生活指導に携わっていること。 4 参加費 維持会員及び準会員機関 8,800円(税込)/1人当たり その他の教育機関  17,600円(税込)/1人当たり 5 応募締切:令和5年9月20日(水) 6 詳細、申込方法 https://www.nisshinkyo.org/news/detail.php?id=2958&f=news

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