「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」日本語議連幹部のシンポも

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」開催のご案内

テーマ:日本語教育推進法施行への期待 ~日本語学校の役割と今後の可能性~

目的: 昨年暮れには、外国人労働者受け入れ拡大の入管法が改正され、政府は「共生のための総合的対応策」を策定しました。加えて先の通常国会では日本語教育推進法が成立し、国や自治体が日本語教育の推進に「責務」を負うことになりました。「共生の時代」を迎え、今まで地道に共生の最前線を担ってきた日本語学校も、表舞台に立って新たな役割を担わなければなりません。一方、推進法では日本語学校の扱いが「検討事項」とされました。今回の“集い”では、日本語教育推進議員連盟の幹部の方をお招きしてシンポジウムを開催するとともに、皆様方と直接交流する場を設けることで、推進法への理解と新たな課題に向き合うために議論を深めたいと考えています。

呼びかけの経緯: 日本語学校に関わる環境はこの法案の成立によって大きく変わってきます。国政や地方行政への日本語教育推進のための幅広い提案や提言を寄せる必要があります。また、一部の報道に見られる誤解や偏見に対して日本語学校の機能や役割を正しく理解してもらうための官民が一体となった取り組みが必要になります。そのためには日本語学校の関係者が問題意識を共有する場を作っていくことが求められます。

この度私たちは、このような課題を共有させて頂ける方に広く呼びかけたいと考えています。

日 時:令和元年 10 月 21 日 (月) 午後 4 時 30 分から午後 8 時 30 分

会 場:アルカディア市ケ谷私学会館 3 階

第1部:富士の間(西)、第 2 部:富士の間(東)

定 員:日本語教育関係者 180 名

参加費: 第 1 部 シンポジウム:2 千円、第 2 部:交流会 8 千円

 

呼びかけ人: 朝日えりか(UJS LANGUAGE INSTITUTE)、新井時賛( 赤門会日本語学校)、荒木幹光(東京日語学院)、池田俊一(横浜デザイン学院)、和泉雅人(横浜国際教育学院)、市毛大輔(静岡日本語教育センター)、井上靖夫(ジェット日本語学校)、井上由紀子(ISI 外語カレッジ )、岩本仁(福岡外語専門学校)、上田一彦(ユニタス日本語学校)、江副隆秀(新宿日本語学校)、太田俊政(長野国際文化学院)、大貫輝(足利コミュニティーカレッジ)、 大日向和知夫(アカデミー・オブ・ランゲージ・アーツ)、大森武(朝日国際学院)、岡猛(大阪文化国際学校)、小川健一郎(大阪 YMCA)、奥田純子(コミュニカ学院)、尾亦祐司(東京中央日本語学院)、香川順子(メロス言語学院)、加藤早苗(インターカルト日本語学校)、川原盛和(吉祥寺外国語学校)、北川淳子(九段日本文化研究所)、清原大助(IECC 日本語学校)、金城宏幸(国際言語文化センター附属日本語学校)、黒崎誠(ラボ日本語教育研修所)、佐澤英子(東京外語学園日本語学校)、佐藤今朝夫(国書日本語学校)、白石勝巳(アジア学生文化協会)、鈴木修一(サム教育学院)、鈴木貴之(I.C.NAGOYA)、鈴木紳郎(アークアカデミー)、武田哲一(東京外語専門学校)、谷一郎(与野学院日本語学校)、佃吉一(ABK 学館日本語学校)、田虓玔(埼玉日本語学校)、徳山隆(東洋言語学院)、徳倉俊一(TIJ 日本語研修所)、内藤幸子(エヴァグリーンランゲージスクール)、永井早希子(東京ギャラクシー日本語学校)、長岡博司(翰林日本語学院)、中坪禎夫(新世界語学院)、中西郁太郎(青山スクールオブジャパニーズ)、長沼一彦(長沼スクール東京日本語学校)、西原純子(京都日本語学校)、長谷川惠一(エール学園)、長谷川嘉(新宿御苑学院)、土生雅俊(メリック日本語学校)、林隆保(双葉外語学校)、平岡憲人(清風情報工科学院日本語科)、深堀和子(外語ビジネス専門学校)、古屋和雄(文化外国語専門学校)、本田幸雅(東京日英学院)、松田道子(神戸 YMCA 学院専門学校)、松本太郎(渋谷外語学院)、水田穣作(TOPA21世紀語学校)、村上誠(青山国際教育学院)、森下明子(岡山外語学院)、安木富美子(国際語学学院)、山口順晴(自修学館日本語学校)、山田貴彦(ミッドリーム日本語学校)、山中幸平(三原国際外語学院)、山本弘子(カイ日本語スクール)、結城徹(未来の杜学園)、吉岡久博(大原日本語学院)、吉岡正毅(千駄ヶ谷日本語学校)、吉田慶多(ヨシダ日本語学院)

(50 音順、2019 年 9 月 20 日現在)

内 容: 第 1 部 シンポジウム(午後 4 時 30 分から午後 6 時 )

タイトル:「多文化共生社会の『主役』としての日本語学校」

出席議員(予定): 中川正春 衆議院議員(日本語推進振興議連会長代行・立法チーム座長) 馳 浩 衆議院議員(日本語推進議連事務局長・立法チーム事務局長) 里見隆治 参議院議員(日本語教育推進議連事務局次長・立法チーム) 石橋通宏 参議院議員(日本語教育推進議連事務局次長・立法チーム)

コーディネーター:石原 進

第 2 部 日本語教育推進議員連盟幹部との交流会(午後 6 時 30 分から午後 8 時 30 分)

 

挨拶 : 河村建夫日本語教育推進議員連盟会長(調整中)

参加申込:別紙参加申込書ご記入の上、FAX(03-6455-5387) もしくはメール添付(nihongoshinpo@gmail.com)にてお送りください。

申込締切:2019 年 10 月 11 日(金)

開催のご案内  参加申込書

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イベントカレンダー

6月
12
12:00 AM 留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
留学生対象の日本語教師初任者研修... @ オンライン(ZOOM)
6月 12 2024 @ 12:00 AM – 1月 31 2025 @ 12:00 AM
日振協による文部科学省委託の初任研修が今年も始まります。 告示校で10年程度専任で経験されている方対象です。 OJTで実際の運営に関わりながら研修運営を肌で学んでいただけます。 研修詳細は協会ホームページより、チラシと募集案内をダウンロードしてご確認ください。   「日振協 留学生対象の日本語教師初任者研修」は「オンライン映像講義」「(オンライン)集合研修」「自己研修(自律的学習)」の三位一体の編成により、①自律的・持続的な成長力 ②対話力 ③専門性という3つの資質・能力の育成を目指すもので、忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の教育機関に所属している受講生への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 2020年度から、この初任者研修と並行して、「育成研修」を併せて実施しています。「育成研修」は初任者研修のサポートを行いながら研修の企画や実施方法を学び、将来全国各地で初任者研修の実施担当者として活躍していただく人材を育成する研修です。具体的には以下のことを目指しています。 ①初任者教員の協働的かつ自律的な学びを支援し、21世紀に活躍できる日本語教師としての資質・能力及びICT活用能力の獲得へと導く ②研修委員に必要な経験と能力を身につける 研修は、フルオンライン(zoom使用)で実施いたします。学内で初任者の指導を任されている方、地方在住でなかなか研修機会に恵まれない方など全国各地からご参加いただきたく存じます。修了生は今後実施委員になっていただく可能性もございます。どうぞ奮ってご応募ください。 チラシ(PDF 裏表2頁/1枚)
6月
29
12:00 AM 留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
留学生に対する日本語教師初任研修 @ オンライン
6月 29 2024 @ 12:00 AM – 1月 31 2025 @ 12:00 AM
本研修のカリキュラムは文化審議会国語分科会の「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」に基づいており、初任者が体系的・計画的に日本語指導を行うための実践的能力として (1)自律的・持続的な成長力 (2)対話力 (3)専門性 の3つの資質・能力の養成を狙いとした90単位時間のプログラムです。忙しい仕事の合間を縫って学べるよう、また地方の日本語教育機関の新任の先生方への負担を減らすため、e-Learningを利用した研修となっています。 研修形態はフルオンラインです。昨年度同様、今後日本語教師にますます求められるであろうICT活用能力(オンライン授業やハイブリッド授業の実践等)に重点を置いた研修を行います。 つきましては、ぜひ多数の日本語教師初任者の方にご参加いただきたく下記のとおりご案内いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 チラシ(PDF 表裏2頁/1枚)
7月
27
1:30 PM 凡人社日本語サロン研修会 『でき... @ 大阪会場TKP 大阪本町カンファレンスセンター
凡人社日本語サロン研修会 『でき... @ 大阪会場TKP 大阪本町カンファレンスセンター
7月 27 @ 1:30 PM – 4:00 PM
凡人社日本語サロン研修会 『できる日本語』ブラッシュアップ講座 ~課題に向き合い、仲間とともに,より良い実践をめざしませんか~   [日時・会場・定員] 全日:13:30~16:00(受付開始 13:00) ※各会場先着順、定員になり次第締め切ります     【日付】2024/7/27 (土) 【会場】大阪会場TKP 大阪本町カンファレンスセンター(大阪市中央区久太郎町3-5-19) 【定員】80名   【日付】2024/9/1 (日) 【会場】福岡会場博多バスターミナル(福岡市博多区博多中央街2) 【定員】60名   [対 象] 主に日本語学校の教師・関係者、日本語教育ボランティア、日本語教育に関心のある方   [参加費] 無料 ※要予約   [講 師] 嶋田 和子 先生(『できる日本語』監修) 他『できる日本語』著者の先生方   [内 容] 『できる日本語』の輪が広がり続け、「実践について学べる場がほしい」という声がたくさん寄せられています。 そこで、現在『できる日本語』を使っていらっしゃる方々に向けて、「ブラッシュアップ講座」を開くこととしました。 当日は、具体例を挙げながらより良い実践について考えていきます。 事前にお寄せいただいた質問の中から共通の課題を取り上げ、ご一緒に解決に向けて考えていきます。 また、すでにあちらこちらで【できる日本語ネットワーク】が生まれていますが、今回の対面講座で、さらに新たな輪が生まれることをめざします。   [お問い合わせ・お申込み] 主催:アルク・凡人社 お問い合わせ・申し込み先(担当:凡人社/坂井)   E-mail:ksakai@bonjinsha.co.jp   ※下記お申込みフォームかQRコードかメールにてお申し込みください。 メールでお申し込みの際はタイトルに「日本語サロン研修会(●/●)@●●」と入れて、本文にご氏名・ご所属・ご連絡先をご記入ください。 ※●/●部分は開催日時と場所をご記入ください。   お申込みフォーム→https://x.gd/3kYVu
8月
5
10:00 AM 令和6年度日本語学校教育研究大会 @ 国立オリンピック記念青少年総合センター
令和6年度日本語学校教育研究大会 @ 国立オリンピック記念青少年総合センター
8月 5 @ 10:00 AM – 8月 6 @ 4:30 PM
令和6年度日本語学校教育研究大会 1 開催日時 本大会 2024年8月5日(月)10:00~16:45 8月6日(火)10:00~16:15 ポストセッション 2024年8月23日(金)19:30~21:00 2 会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区) 3 参加方法 会場参加:8/5、6は会場参加。後日一部プログラムのアーカイブ配信視聴可。8/23ポストセッションに参加可。 オンライン参加:一部プログラムのライブ配信・後日アーカイブ配信を視聴可。8/23ポストセッションに参加可。 3 応募締切:2024年7月24日(水) 4 詳細、申込方法 https://www.nisshinkyo.org/news/detail.php?id=3163&f=news 「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」施行に伴い、各校においては教育理念や到達目標、評価方法、および教育・学習内容等の見直しを進められていることと存じますが、認定されることがゴールではなく、その先を見据えて、自分たちの教育、および学校全体を見直し、リニューアルすることが大事なのではないでしょうか。 今回は、大会のテーマを「これからの新しい日本語学校の話をしよう」とし、プログラムを企画しました。 日本語学校教育に興味・関心をお持ちの方ならどなたでもご参加いただけます。 皆様のご参加お待ちしております。 【8/5】 講演「日本語教育機関の認定と登録日本語教員について」 (文部科学省総合教育政策局日本語教育課) 講演「技能実習制度及び特定技能制度をめぐる状況と育成就労制度の創設について」 新井靖久(出入国在留管理庁政策課 課長補佐) 講演「『逆向き設計』論に基づくカリキュラム設計-より良い教育評価を目指して」 奥村好美(京都大学 教育学研究科 教育学環専攻教育・人間科学講座准教授) パネルディスカッション 加藤早苗(インターカルト日本語学校 校長)亀田美保(大阪YMCA日本語教育センター センター長) 山本弘子(カイ日本語スクール 代表) 【8/6】 分科会Ⅰ「大学との教育連携を考える~送り出し側と受け入れ側の視点~」 分科会Ⅱ「自ら学び続けるために~学習者と教師のオートノミー~」 義永美央子(大阪大学 国際教育交流センター 教授) 分科会Ⅲ「モジュールボックスを使って学習活動と評価を考えよう!」 自由研究発表・ポスター発表・デモンストレーション・トーキングショップ 協賛団体紹介ブース 【8/23】 ポストセッション(オンライン交流イベント) 〔問い合わせ先〕一般財団法人日本語教育振興協会 事業部 小野寺陽子 TEL:03-6380-6557 FAX:03-6380-6587 E-mail: nisshinkyo2@gmail.com

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